武尊VSスーパーレック

ネタバレあるので「続きを読む」に。

 

ONEで武尊VSスーパーレックのタイトルマッチがあった。

世界最強クラスのロッタンとやるはずだったけど、ロッタンの怪我で相手が世界最強のスーパーレックに変更になった。

スーパーレックは強すぎるので、武尊がひどい負け方をするんじゃないかと観るのが怖かった。

 

でも武尊は凄かった。

世界最強を相手に、自分の戦い方を貫いた。

試合の流れを自分の方に持って行って、3ラウンド目は明確に取ってたし、4ラウンド、5ラウンドも武尊が取ったんじゃないかと思った。

 

結果は武尊の判定負け。

武尊が勝ったかと思ったけど、ONEの判定ではスーパーレックの勝ちだった。

ヒット数でいうとスーパーレックの方が上回ってたし、ONEの判定基準を知らないし、自分が武尊をひいき目に見てるかもしれないので判定結果には納得するしかない。

でも武尊が勝ったんじゃないかと思うくらいの試合内容だった。

 

試合を観てて動悸が激しくなった。

試合観戦でこんなに熱くなったのは久しぶりってくらい夢中になった。

 

武尊は試合後のマイクで

「これ以上ないくらいの練習を、限界までやってきたけど駄目でした」

ってことを泣きながら言ってた。

武尊の言う限界は、本当に限界なんだと思う。

ずっと命を削るような練習をし続けてて、他の選手が言う限界って言葉とは重みが違って聞こえた。

 

武尊のマイクを聴いてたら涙が出そうになった。

武尊選手、素晴らしい試合をありがとうございました。