自分が出た試合の記録を書こうかと思ったけど、めちゃくちゃ長文になりそうなのでやめた。
簡単に振り返り。
初めての試合は総合格闘技だった。
自分の階級にエントリーがなくて、一階級上の人と試合することになった。
身長185cmの全身入れ墨のモンゴル人が相手だった。
普通はプロになって日本のトップクラスになって、それから外国人との国際試合が組まれるようになる。
自分はデビュー戦が国際試合っていう珍しいパターンになった。
試合はローキックを蹴りまくって勝利。
ほぼ打撃のみの展開になった。
道場では誰も自分が勝つと思ってなかったと思う。
代表からも
「危なかったら早めに止めてくれると思うし、試合に出ること自体がいい経験」
って負ける前提で言われてた。
試合のあと道場に行ったとき、いろんな人に褒めてもらえた。
2戦目はキックボクシング。
負ける可能性がかなり高いと思ってたけど勝てた。
ちょっと自信がついた。
3戦目も勝って、4戦目で初敗北。
でもあんまり「負けた」って気がしなかった。
蹴りを出したところにパンチを合わされて倒れた。
自分ではこけただけの感覚。
全くダメージはなくてすぐに立ったけどダウンカウントを取られた。
そのあとは反撃してスタンディングダウンを取ったと思ったら、ストップをかけられたのにロープにもたれかかってた相手の体勢を整えて続行。
相手は時間を稼ぐ回転系のパンチを多用してそのまま自分の判定負け。
代表によると相手は大会を主催してる団体に所属してる選手で、怪しいレフリングがいくつかあったらしい。
倒された自分が負けなので仕方ないとは思ってるけど負けたって感覚はなかった。
5戦目勝って、6戦目でアマチュア大会のメインの試合をやった。
初めて出たセミプロクラスの試合。
相手の人がいままでの相手と違って明らかに強かった。
開始直後にめちゃくちゃいいストレートを入れられてダウン寸前のダメージを受けた。
倒れようか悩んだのはこの試合だけ。
相手が追い打ちに来たけど練習してたダッキングからのパンチで反撃できた。
打ち合いが続いたけど徐々にペースをつかんで打撃を入れていき、連打でダウンを取って逆転勝ちした。
自分のベストバウトその1。
7戦目、総合格闘技。
プロクラスの試合に出てる人が相手だった。
1ラウンド目は打撃を入れてだいぶ優勢だったけど2ラウンド目にテイクダウンされバックチョークで一本負け。
初めてはっきり負けた。
でももう1回やったら勝てるって感覚もあった。
一発勝負がMMAの試合なので負けは負けなんだけど。
試合後に挨拶しに行って少し会話。
別の試合の日にもたまたま会って話した。
いつか出稽古に行かせて欲しいって話をして、他のジムメンバーにも挨拶させてもらった。
8戦目、グラップリング。
たくさん練習と勉強をしてグラップリングもだいぶできるようになった。
まあまあ自信もあった。
開始10秒くらいで自分の方が上って感覚があった。
相手もそれを感じたと思う。
無理なタックルに来たところを潰してギロチンチョーク。
完璧に入った。
9戦目、総合格闘技。
相手はまたプロクラスの試合に出てる人だった。
自分の戦績がまあまあいいので上の人と当てられるようになってたんだと思う。
1ラウンド目、打撃で優勢に立つも終了間際に物凄いストレートをもらってダウン。
MMAルールなのでダウンしても止まらない。
1ラウンド終了のゴングまでぎりぎり耐えた。
2ラウンド目、打撃のフェイントからテイクダウンした。
トップキープしてパウンド、膝を当てた。
最後までコントロールして判定勝ち。
自分のベストバウトその2。
以上、全9戦。
簡単に書くつもりがかなり長くなってしまった。
これからも何度も思い返せる。
本当にいい経験ができた。