RIZIN LANDMARK5の感想。
ネタバレあるので「続きを読む」に。
土曜、RIZIN LANDMARK5が開催された。
どっちもめちゃくちゃ楽しみな試合だった。
斎藤裕VS平本蓮は、総合力に勝る斎藤裕対打撃のプロフェッショナルの平本蓮って構図。
平本蓮はK-1出身で打撃は超一流。
Twitterで人の悪口を言いまくるのも超一流。
平本蓮は前戦で格上と言われてた弥益ドミネーターに打撃で完勝した。
他の打撃出身の選手とは全然違う方向の練習を積んで、素晴らしい勝ち方をした。
斎藤裕にもその戦い方が通じるのかが注目されてた。
平本蓮が斎藤裕に勝てば、どこまで成長するかわからない強さを見せつけられる。
自分は平本蓮が好きなので勝って欲しかった。
結果、MMAは甘くなかった。
もう一つのメイン、朝倉未来対牛久絢太郎は不良あがりの朝倉未来対ひたすら真面目に格闘技の練習をする牛久絢太郎って構図。
朝倉未来は戦略と打撃に秀でてる。
牛久絢太郎はとにかく頑張るって戦い方。
牛久は前RIZINフェザー級王者だけどタイトルマッチでクレベルに一本負けした。
朝倉未来も同じくクレベルに一本負けしてる。
肩書としては牛久の方が上なんだけど、実力では朝倉未来が上と思われてた。
朝倉未来としては負けられない戦い。
朝倉、牛久がそれぞれどんな戦略を用意してるのかが本当に楽しみだった。
朝倉未来はいつも通りテイクダウンディフェンスをしながら待ち気味の打撃戦を展開してた。
牛久は組みの間合いになったときに引き込みに入った。
引き込みはたまたまかと思ったけど、組みの間合いになると何度も引き込みに入ってた。
3ラウンドの間に4,5回引き込んでたと思う。
ただ牛久は引き込んだところから何もできてなかった。
朝倉未来の寝技に難があると見て引き込んだのかもしれないけど、牛久が狙ってたっぽい三角絞めは完全にディフェンスされてた。
クレベルと戦った経験から、三角絞めのディフェンスはかなり仕上がってた。
何度も牛久が引き込んで膠着の多い試合になった。
朝倉に上をとらせただけでその後の展開が作れてなかった。
牛久は当然の判定負け。
とてもつまらない試合になった。
試合後、たくさんのプロ格闘家が
「あの試合展開はない」
と批判してた。
牛久には何か作戦があったのかもしれないけど、メインであまりにもつまらない試合をしてしまったと思う。
今後RIZINに呼ばれるか心配になるレベル。
ダブルメインの試合をめちゃくちゃ楽しみにしてた。
でも結果は普通に平本蓮が負けてしまい、もう一方は塩試合。
楽しみにしてただけにいまいちな印象が残った。