那須川天心対ルイス・グスマン

那須川天心のボクシング2戦目を観た。

ネタバレあるので続きを読むに。

 

ダウンを取った1ラウンド目と7ラウンド目だけ観た。

 

1ラウンド目は開始直後の那須川天心の右ジャブが凄まじい速さだった。

相手は全く反応できてなかった。

単純なスピードも速いし、パンチの起こりが見えないとてもいいジャブだった。

 

自分もやられたことがある。

ああいうジャブを打たれると自分の戦いのリズムが崩れるのでめちゃくちゃやりにくい。

ジャブを警戒してればなんとか避けたり、当たってもダメージを抑えられる。

でもそうすると他の打撃をくらったり自分の攻めができなくなったりする。

 

1ラウンド目にダウンを奪ったカウンターは速さ、タイミングともにばっちり。

那須川天心らしいカウンターの左だったと思う。

 

途中を飛ばして7ラウンド目を観た。

相手はまだ戦う意志を持ってたけどかなりダメージを受けてそうだった。

7ラウンド目も那須川優勢で、かぶせるような右フックでダウンを奪ってた。

 

右フックの前の右ボディも効いてたと思う。

いいコンビネーションだった。

 

最後までちゃんと観てないけど那須川天心の完勝だったと思う。

頭のいい選手なので、キックボクシング的な動きじゃなくボクシングの動き、ボクシングのパンチを身につけてた。

 

ただ見てて頭をあまり動かさないのが気になった。

相手の攻撃のほとんどを距離で外してた。

相手のステップインがそこまで速くなかったのでリスクの小さいスウェーだけで十分だったのかも。

 

次の試合もまあまあ楽しみ。