ネタバレあります。
昨日、井上尚弥対ドネアの2戦目があった。
ボクシングの年間最高試合にも選ばれた前戦から2年7ヶ月ぶりの再戦。
自分の予想は井上尚弥のKO勝ち。
でもドネアが一発当ててもつれる可能性もゼロではないと思ってた。
結果は井上尚弥の2ラウンドTKO勝ちだった。
一発を絶対にもらわないようにしつつも早くて強いジャブ、強打の右を当ててドネアを追い詰めてた。
完璧な戦い方だったと思う。
井上尚弥の使ってるテクニックはそんなに特殊なものじゃなかった。
最初にダウンを奪った1ラウンド終了間際の右は右のカウンターって解説されてるけど、実際はジャブのフェイントからのショートストレートだと思う。
天才的なタイミングで当てたカウンターじゃなく、自分みたいなアマチュアでも使うテクニック。
ただその基本のテクニックの精度がめちゃくちゃ高い。
細かいステップ、早くて強いジャブ、強い右、全部が最高水準だと思った。
芸術的と言えるくらいのレベルの高さ。
自分が気づいてないフェイントやステップのテクニックもあったと思う。
でもテクニック以前に基礎のレベルの高さでドネアを大きく上回ってた。
8年前に初めて井上尚弥の試合を観たときに「どこまで行くのか楽しみ」ってことを書いた。
この8年間、本当に順調に勝ち続けてる。
井上尚弥のこれから先の試合も楽しみ。