怪我2

怪我をさせてしまった。

格闘技に怪我は付きもの。

特に自分は無理をするタイプで、よく怪我をしてる。

でも他の人には怪我をさせないようにいつも気をつけてる。

ガチスパーリングのとき以外は打撃を打ち抜かないように止めてる。

力も入れすぎないようにしてる。

MMAのときも、極め技は一気に極めないように。

少しずつ強めて、相手がタップしやすくしてる。

相手がわかってない初心者のときは、こっちから声をかけて

「これ以上は危ないね」

と言って技を解く。

昨日は練習生とパンチ+タックルのマススパーリングをしてた。

かなりできる人で、アマの試合に出れるくらいの実力。

打撃を出し合って、途中で左アッパーを振った。

アッパーや膝を見せて、タックルに入りにくくさせる。

MMAの基本的な打撃の戦術。

牽制のアッパーなので強く振った。

ところがちょうどアッパーを出したところに相手がタックルしてきた。

カウンターで顔面にアッパーがヒット。

相手が顔を押さえて、のけぞって離れていった。

見てみると目の下が切れて出血が。

うわ。

オープンフィンガーグローブを付けてたんだけど、アッパーが変な角度で入った。

クッションのある拳の部分じゃなく、親指の第一関節の角でこすった感じになった。

謝って傷を見せてもらったんだけど、かなり深そう。

けっこう出血してた。

いままでさせた怪我の中で一番大きい怪我になってしまった。

正直言って防ぎようのない当たり方だったけど、怪我をさせたのは申し訳ない。

できるだけ気をつけるようにしよう。