怪我をさせてしまった。
格闘技に怪我は付きもの。
特に自分は無理をするタイプで、よく怪我をしてる。
でも他の人には怪我をさせないようにいつも気をつけてる。
ガチスパーリングのとき以外は打撃を打ち抜かないように止めてる。
力も入れすぎないようにしてる。
MMAのときも、極め技は一気に極めないように。
少しずつ強めて、相手がタップしやすくしてる。
相手がわかってない初心者のときは、こっちから声をかけて
「これ以上は危ないね」
と言って技を解く。
昨日は練習生とパンチ+タックルのマススパーリングをしてた。
かなりできる人で、アマの試合に出れるくらいの実力。
打撃を出し合って、途中で左アッパーを振った。
アッパーや膝を見せて、タックルに入りにくくさせる。
MMAの基本的な打撃の戦術。
牽制のアッパーなので強く振った。
ところがちょうどアッパーを出したところに相手がタックルしてきた。
カウンターで顔面にアッパーがヒット。
相手が顔を押さえて、のけぞって離れていった。
見てみると目の下が切れて出血が。
うわ。
オープンフィンガーグローブを付けてたんだけど、アッパーが変な角度で入った。
クッションのある拳の部分じゃなく、親指の第一関節の角でこすった感じになった。
謝って傷を見せてもらったんだけど、かなり深そう。
けっこう出血してた。
いままでさせた怪我の中で一番大きい怪我になってしまった。
正直言って防ぎようのない当たり方だったけど、怪我をさせたのは申し訳ない。
できるだけ気をつけるようにしよう。