チュー

のろけ話。

日曜、なつおと将棋で対戦した。

自分が勝って、少しだけ感想戦をした。

なつおが自分の方に来て、膝の上に座ってた。

感想戦のあと、将棋の駒を使ってふざけて遊んでた。

「こんな戦法どう?」

と言って王の周囲を四重くらいに囲んだり、

「ニ歩を超えた三歩、さらに九歩」

とかやったり。

なつおはめちゃめちゃ笑いながら、自分のほっぺたにチューしてきた。

「あれ、でも九歩にしたらこの列全く動けなくなる」

と言ってたらさらに二回チュー。

「何?」

と聞くと、満面の笑みで

「おっとーが好きやから」

と言ってた。

なんじゃそら。

我が家ではなつおが小さい頃からほっぺたにチューし合うのが日常。

お出かけのチューとおやすみのチューはほぼ毎日してた。

なつおは小学生になって、回数は減りつつもまだチューしてくる。

今回みたいに突然チューしてくるのは意味がわからんかったけど。

たぶん抑え切れないくらいテンションが上がったんだと思う。

なつおがチューしてくるのもあと少しかも。

そのうちしなくなるのが当然だけど、そうなったらなんとなく寂しい気持ちが自分に出てきそう。