図書館に絵本を借りに行った。
受付でなつおが
「すいませーん、おしりたんていありますか?」
と聞くと在庫を調べてくれた。
図書館の人は
「いま2冊ありますね」
と教えてくれた。
まじかよ!
おしりたんていは超人気で、大きい図書館だと26人待ちとか。
田舎の図書館なのに加えて、ちょうどタイミングよく2冊返ってきてたらしい。
喜ぶなつお、そして自分。
ところが借りようと思ったおしりたんていはすでに棚から消えてた。
誰かが持って行ってるみたいだった。
もう一冊の方はなつおがどこかのカフェで見たことがあるやつ。
それでもあるだけまし。
そっちを借りることにした。
なつおに
「おしりたんていも入れて、全部で4冊まで借りていいよ」
と伝えると、あれやこれやと出しながらもちゃんと4冊に絞って選んでた。
職場に着いたあと、仕事の途中で早速おしりたんていを読まされた。
短い方の話を飛ばし気味に読んで15分くらい。
おしりたんていを読んでる間、なつおは終始楽しそうにしてた。
また余裕のあるときにじっくり読んでやろうと思った。