早朝、3都市目のアグラに着いた。
無事に迎えと合流してホテルにチェックイン。
用意してタージマハルを見に行った。
ホテルを出るとすぐにリキシャーの客引きが。
このころには値段交渉にも慣れてた。
「50ルピー」
と言われたのを30ルピーに値切って出発。
…と思ったら1,2分で目的地に着いた。
「近すぎる!」
って言ったら
「へへへへ…」
と笑顔で返された。
どう考えても高すぎたけど、リキシャーワーラーの笑顔に負けて30ルピー払った。
モンコレで間違って「対抗なし」って言ってしまったときと同じ気分を味わったんだぜ…。
リキシャーで着いたところからタージマハルまで10分くらい歩かないといけない。
タージマハルの入り口ではまた金属探知機とボディチェックをやってた。
前日の夜に続いて鞄の中もチェックされた。
すると飴がひっかかった。
「This is Japanese candy(訳:これは日本の飴だよ)」
と言ったけど
「No」
と言われた。
どうやら食べ物が駄目らしい。
仕方なく捨てようとすると
「What's this?(訳:これは何だ?)」
と声をかけられた。
「他になんかひっかかるような物あったかな」
と思って見ると、モンコレのダイスやった。
「It's a playing dice(訳:それは遊び用のサイコロ)」
って言ったけど
「No」
と却下された。
まじで?
飴だけなら捨てるんやけど、ダイスを捨てるのは嫌なので手荷物預かり所まで持っていった。
飴とダイスを渡すと預かり所の人はめっちゃ怪訝な顔をしてた。
※タージマハルはダイス禁止。
時間がかかったけどやっとタージマハルの敷地内に入れた。
入り口から5分も歩くとタージマハルが見えてきた。
世界遺産だけあって、観光客がめっちゃ多かった。
それまで全然見かけなかった日本人もちらほら。
タージマハルはめっちゃきれいやった。
大理石で建てられてるので遠くから見ると真っ白に見える。
「世界一美しい建築物」って言われるのも納得やった。
嫁と写真撮りまくった。
この日は俺はクルターとパージャマーっていう上下白の民族服を着てた。
嫁はバンジャービードレスっていうワンピースみたいな民族服。
民族服着てるせいかタージマハルにいる間、インド人に
「一緒に写真撮って」
と言われまくった。
こっそり俺と嫁を撮ってる人もいた。
特に嫁は大人気やった。
ほんとに10回以上知らないインド人と写真撮った。
タージマハルを出たあとアグラ城に向かった。
何百年も前に建てられた城やけど、いまでも軍の施設として使われてる。
赤砂岩で作られた重厚な造りで、個人的にはタージマハルよりも感動した。
ここでも知らない人に声をかけられて一緒に写真を撮った。
アグラ城を見物したあとはいったんホテルに帰って休憩した。