2019-02-22 人間失格 日常その他 太宰治。 15年くらい前に読んだときは 「暗いおっさんの暗い話やなー」 としか思わなかった。 年齢を重ねてから読んでわかった。 主人公のいままでの人生に対する悔い、生きることに対する心の苦しさが感じられる。 自分自身の人生と照らし合わせて、主人公と同じような心の苦しみを感じた。 この小説に対する15年前との感じ方の違いが自分の成長でもあるし、老いでもあると思う。 15年前に読んでてよかったと思うし、改めて読んで当時との感じ方の違いを認識できてよかった。