「すべてがFになる」の森博嗣の小説。
巨大な実験施設内で殺人が起こる。
森博嗣の小説は凄く好き。
徹底した理系の思考や天才の描写が群を抜いてる。
いろんな小説でいろんな天才が書かれてるけど、森博嗣の書く天才は
「本物の天才ってこんな感じなのか」
と思わされる説得力がある。
登場人物に人間味がないって批判されることが多いらしいけど、自分はその書き方が魅力だと思う。
あとこの「そして二人だけになった」の小説の構造自体にも批判がある。
でも自分はそれも全部含めて好き。
また読みたい。