さっき地下鉄であった話。
電車で隣に座ってるサラリーマンが寄りかかってきた。
居眠りしてて、頭がふらふら。
少しくらいならいいけど、思いっきり肩に頭を乗せてきて恋人っぽい感じになった。
ヤメテ。
こっちが身動きすると元に戻る。
でも少しするとまた恋人っぽい感じに。
ヤメテヤ。
あまりにも寄りかかってくるので、少し強めに身動きしてみた。
小声で
「側近タックル」
って言いながら肩で真横にタックル。
するとサラリーマンは驚いた感じで起きた。
チェック状態のユニットがノーマル状態になる感じ。
わしゃクシナダヒメか。
何が起こったのかわからないのか、めっちゃこっちを見てきた。
いまにも
「もしかしてタックルしました?」
って聞いてきそうな雰囲気。
ひょっとすると自分がクシナダヒメみたいにかわいいので見つめてたのかもしれんけど。
梅田に着くまで寝たふりで乗りきった。