東京ドラッグ・ライフ

草下シンヤの「東京ドラッグ・ライフ」を読んだ。

麻薬に溺れる若者の日常の姿がいろんな麻薬の説明とともに描かれてる。

「麻薬の説明してるだけの小説かなー」

と思ってたけど、若者の人間関係や生き方、麻薬に溺れる人間や遠ざかろうとする人間がリアルに描かれてて面白かった。

麻薬を肯定するわけでもなく否定するわけでもなく、ありのままの現実が書かれてると思う。

もちろん麻薬の恐ろしい部分も。

文章は軽くて読みやすかった。

アンダーグラウンドな知識に興味がある人に人気がありそう。