2人の男女の会話から話が始まる。
どんな玩具も直してしまう謎の人物の話。
その人物の元に生き物の死体を持っていくと…。
HUNTER×HUNTERのネフェルピトーの念能力の元にもなってる小説。
あんまり期待してなかったけど面白かった。
少し文章に荒いところがあるけど、そのせいで逆に話に引き込まれたところがあった。
わざとそういう書き方してるのかも。
読んでて不安な気持ちにさせられる書き方も凄くうまい。
さらに
「話のオチは読めてるけど面白いなー」
と思って読んでたら最後にもう一ひねりあった。
プロットがよくできてる。
思わず最初から読み直してしまった。
「玩具修理者」は50ページくらいの短編で、もう1つ「酔歩する男」っていう200ページくらいの短編も収録されてた。
そっちも面白くて夢中になって読んだ。
いままで読んだことない作家やったけど他の作品も是非読んでみたい。