精密検査

精密検査に行ってきた。

人間ドックで便潜血の判定が出たため。

口からの胃カメラと肛門からの内視鏡検査の両方をやる。

家で2時間かけて下剤と洗浄液を飲んだ。

何度もトイレに行って体の中の老廃物を出す。

透明の液体が出るようになるまで繰り返さないといけなかった。

洗浄が終わってから病院へ。

点滴で水分を補給され、胃カメラが通りやすくするための喉の麻酔薬を飲んだ。

ベッドに寝かされてお尻を横に向け、口には胃カメラを通すマウスピースを装着。

点滴に鎮静剤が入れられていよいよ検査開始。

マウスピースはすぐに外された。

先に内視鏡検査からやるらしく、お尻から管を入れられてる感覚があった。

体を楽にするように言われてたのでなすがままになってた。

内視鏡検査が終わり、ベッドのまま別室に運ばれた。

30分ほどして看護師さんが来て説明を受けた。

内視鏡検査で見つかった8mmのポリープを切除したらしい。

全然気づかなかった。

さらに胃に炎症があるって説明を受けた。

ん?

「ちょっと待ってください、もしかして胃カメラって?」

と聞くと

「もう終わりましたよ」

と言われた。

ええー!

自分の感覚ではマウスピースをつけて、数分してすぐに外したって感じだった。

意識もずっとあると思ってた。

だけど実際は鎮静剤で眠ってて、胃カメラを抜いたときに目を覚ましたみたい。

意識を失ってたなんて、ちょっとショック。

胃カメラの検査はしんどいって聞いてたので、嫌だけど経験として楽しみにしてた。

それが知らないうちに終わってた。

嬉しいような残念なような…。

詳しい結果はまた後日聞きに行かないといけないらしい。

たぶんたいしたことないと思うけど、それまで少し落ち着かない気分。