笑い

なつおが笑いまくってた。

お迎えに行って帰ってきてからなつおの相手。

まずはかくれんぼをした。

なつおが布団をかぶって隠れたので、しばらく探したあと

「見つからないなー、もう寝よ」

と言ってわざとなつおの上にもたれた。

「うひひゃひゃひゃ」

と笑いながらなつおが出てきてた。

晩ご飯を食べてから、今度は段ボールで作った剣で戦いごっこ

なつおリュウソウけんに続いて作った剣で戦った。

剣の先を伸ばして、ふにゃふにゃの段ボールで相手をくすぐることができる。

嫁を悪者役にしてくすぐったり、間違えたふりしてなつおをくすぐったり。

なつおは

「にゃはははは!」

と笑ってた、

その次はお医者さんごっこ

なつおが医者で、自分と嫁が順番に患者になる。

聴診器をあてられたあと、腹に注射された。

やばい。

嫁が診察されてるときに

「おっとーもお医者さんするわ」

と言って手術の準備。

両手をドリルのようにして

「イタミモ クルシミモ カンジナイ カラダニスル」

と言って嫁の腹をつついた。

嫁は

「やーめーて!」

と声をあげてた。

「ドウシテ?イタミ クルシミ カンジナイ、ヨロコビ カナシミ カンジナイ、スベテカラ カイホウ」

と言ってさらにドリルでつつくと

「ほんっまに気持ち悪い!寒気する!」

と言って嫌がってた。

それを見てなつおは

「うひひ、ひゃひゃひゃひゃひゃ!」

と笑ってた。

ひどいやつだ。

そのあともいっせーのーでをしてなつおは笑ってた。

何が楽しいのかよくわからんけど、一回一回

「あーっ!おしいー!」

と言って盛り上がる。

単純。

楽しかったらしく、風呂に入るまでずっと笑ってた。

こんなにたくさん遊んで笑わせてもらって、幸せなやつだと思った。