先週のハイキングの話。
ハイキングの序盤で年配の人たちが立ち止まってた。
何してるのか見ると、木になってる植物の実を食べてた。
「これ食べられるんですか?」
と話しかけると
「食べられるよ、あげる」
と言われ、10個くらい小さな実を渡された。
こんなにいらない…。
見た目はブルーベリーの小さいやつみたいな感じ。
王様、側近Cと食べてみた。
うん、食べれる。
でも10個もいらないし、よく見るとほとんど萎びてたり固かったりで食べられない。
適当にとったやつを押し付けられたような…。
別の人が
「それは『もく』っていう名前、こっちは『ぬるで』」
と教えてくれた。
「『ぬるで』は塩味、食べてみ」
と誘われた。
ぬるでは固そうな実。
見た目通りカサカサしてたけど確かに塩味がした。
お礼を言って先に進んだ。
いらないもくは自然に戻した。
ぽいぽーい。
しばらく歩くと柿がなってた。
「食べてみようぜ」
と誘い、3人でほんの少しずつ口に入れた。
おっ、甘い。
と思ったら口の中がシワになるような感覚が来た。
渋柿の成分のせいらしい。
3人で口の中をゆすいだ。
しばらく口の中がおかしかった。
なかなか面白い経験だった。