偶数パラディンのマリガン、プレイングについて。
マリガン、プレイングについて書きます。
しかしあくまで自分の考えであり、体感からの想像で書いたりもします。
一応「勝つ確率が高くなる」を基準にしているつもりですが、確率的に怪しかったりセオリーと違ったりするかもしれません。
参考程度にしていただけると幸いです。
偶数パラディンは序盤から攻めるアグロの戦い方と、コントロール気味の戦い方の両方ができます。
相手によって、また状況によって戦い方を変えるのがポイントです。
まず対アグロ、対コントロールの基本的な考え方から。
VSアグロ
盤面の取り合いで優位に立つことを目指す。
理想は序盤に盤面を取って、そのまま殴り勝つこと。
無理なときは聖別や報復の怒りでのボードクリアから盤面を取り返す。
ライフを攻められてるときは盤面構築よりライフ管理を優先することも。
VSコントロール
盤面構築しつつライフを攻める。
理想は相手の全体除去で全滅しないような盤面を作って殴り続ける。
相手によっては何度も全体除去されることを想定し、マナが余ってても手札からミニオンを出すのを我慢。
報復の怒りやトゥルーシルバーでの打点を考慮に入れ、「次のターンに◯◯を引けば勝ち」という風に考えてオールインすることも。
以上が基本的な考え方です。
当たり前のことを書いてますが、自分を含め、できていないことが多々あると思います。
特に対コントロールの我慢は難しいです。
相手のライフを削ろうとするあまり、ミニオンを出しすぎて全体除去をくらったり、カワキタニから引いた新兵を安易に出してしまったり。
もちろん一か八かで攻めて上手くいくこともありますし、タイミングによっては一か八かも必要です。
しかしあきらめずに粘り強く戦う方がコントロール相手の勝率は高くなると思います。
ここからは個別のマリガン、プレイングについて。
VSテンポメイジ
マリガン:動員、サロナイト鉱山の奴隷、平等(先攻時)、アマニの狂戦士、装甲虫、獰猛なスケイルハイド、トゥルーシルバーチャンピオン
・爆発のルーン、呪文相殺を警戒。稀に鏡の住民、スペルベンダー。
・爆発のルーンはサロナイト鉱山の奴隷で踏む。
・ライフが危ないとき、爆発のルーンはタリム、リッチキングで踏む。それまでは動員やヒロパだけで展開することも。
・呪文相殺はコインか平等で。平等は、「相殺されてもいいし通ればミニオン除去に使える」ってタイミングで。
・ライフが危ないとき、トゥルーシルバーでミニオン殴らずに顔面殴る。ミニオンはスペルやトレードで除去。
・スケイルハイド+王の祝福を積極的に狙う。
VSコントロールメイジ
マリガン:動員、王の祝福、サロナイト鉱山の奴隷、タリム
非常に厳しいマッチアップ。
・序盤からライフを削るのが重要。2マナミニオンに王の祝福を使って殴る。
・5ターン目までは1点でも多く殴る。
・5ターン目以降は毎ターン除去されるのが当然と考える。「除去しないといけないけどミニオン出し過ぎない」くらいの盤面を意識して作る。
・除去されるたびに動員、サロナイト鉱山の奴隷で盤面を作り、タリムで大ダメージ出すタイミングを狙う。
VS偶数パラディン
マリガン:動員、アマニの狂戦士、装甲虫、獰猛なスケイルハイド、聖別、サロナイト鉱山の奴隷
・聖別は温存する。盤面取られているからと言って4ターン目に使うと、返しのターンに展開されて再び負けてる盤面が返ってくる。
・聖別を撃たせる。盤面勝ってるときは動員を温存し、聖別を撃たせてから動員で再展開する。
VS性悪ドルイド
マリガン:動員、スペルブレイカー、トゥルーシルバーチャンピオン、平等、タリム
・スペルブレイカーはクリプトロードかタールクリーパーに使う。
・トゥルーシルバーでクリプトロード、タールクリーパー、獰猛なヒナを殴る。
・平等は温存する。できれば盤面に2体以上の防御力が高いミニオンがいるときに使う。
・性悪にタリムか平等を合わせる、もしくは無視してライフを攻める。
・光合のステゴドンで攻撃力:+3、猛毒を狙う。
・精神支配技士を警戒。
・負けパターンはクリプトロード、タールクリーパーのせいで盤面取られること。
VS挑発ドルイド
マリガン:動員、スペルブレイカー、トゥルーシルバーチャンピオン、平等、タリム
・平等は温存する。挑発2体に合わせる。
・光合のステゴドンで攻撃力:+3、猛毒を狙う。
VSキューブウォーロック
マリガン:王の祝福、スペルブレイカー、光合するステゴドン、酸性沼ウーズ、サロナイト鉱山の奴隷
序盤の勝ちパターンは2つ。
1つ目は2マナミニオンに王の祝福をつけて殴る。
2つ目は新兵を光合のステゴドンで強化して殴る。
このどちらかでライフを削る。
・2マナミニオンに王の祝福をつけて殴る。2マナミニオンは攻撃力が2ないと返しの終末予言者を新兵+2マナミニオン+王の祝福で倒せないので注意。冒涜、地獄の炎で処理されないので何回か殴れる。
・ヒロパ、ヒロパ、防御力3+ヒロパ、光合のステゴドンと動く。防御力2を出すと冒涜を撃たれる。3ターン目に終末予言者を出されても光合のステゴドンを出して攻撃力:+3、猛毒、断末魔を狙う。後攻時はヒロパ、ヒロパと動くと相手は冒涜を温存するのでコインステゴドンでまず強化できる。冒涜を使っても地獄の炎を使っても光合のステゴドンが残る。残った光合のステゴドンに王の祝福。
・動員はキープしない。王の祝福を狙う方が勝つ確率は上がると思う。マリガンで動員が来たら仕方なく使うくらいの感覚で。
・安易なヒロパで冒涜くらわないようにする。例えばナイフジャグラー、アマニの狂戦士と出したあと、1マナ余ってるとヒロパ押したくなるけど我慢。押した方がいいときもあるので一概には言えないけど自分は押してません。
・安易にミニオン出してアメジストの呪文石をくらわないようにする。例えば相手残りライフ2、こちら残り2マナで手札にアマニの狂戦士と聖別があるとき。アマニの狂戦士を出すとアメジストの呪文石で回復され、次のターンの聖別で倒せなくなる。これも一概に言えないけど自分は出してません。
・スペルブレイカーはできればヴォイドロードに。終末予言者に使うこともある。
・ヴォイドロードを出されるまでにライフを7以下まで削り、ヴォイドロードの返しで平等+報復の怒りで倒す。
マリガン:王の祝福、スペルブレイカー、光合するステゴドン、サロナイト鉱山の奴隷、タリム
ほぼ対キューブロックと同じ。
違いはストーンヒルの守護者、ゴッドフリーの存在。
ただキューブロックにもゴッドフリー入ってたりするのでほぼ同じと思ってもいいかも。
・ストーンヒルはトゥルーシルバーチャンピオンで殴る。スペルブレイカーをあてることも。
・6ターン目は凄く大事。返しにゴッドフリーを出されることを想定してミニオンを出す。安易なヒロパや安易な召喚で自分から全滅させられるような盤面を作らない。
VSコントロールプリースト
マリガン:動員、王の祝福、光合するステゴドン、サロナイト鉱山の奴隷、タリム
非常に厳しいマッチアップ。
コントロールメイジとの違いは熱狂する火霊術師、ダスクブレイカーで序盤から盤面処理されること。
・序盤からライフを削るのが重要。2マナミニオンに王の祝福を使って殴る。
・「除去しないといけないけどミニオン出し過ぎない」くらいの盤面を意識して作る。
・除去されるたびに動員、サロナイト鉱山の奴隷で盤面を作り、タリムで大ダメージ出すタイミングを狙う。
・ノースシャイアの聖職者、トワイライトドレイク、スケイルワームあたりで盤面取られたときは平等、トゥルーシルバーで取り返す。
・全部ケアするのは無理なので、ある程度あきらめる。「ダスクブレイカー2回使ったから3点オールはもうない」とか「心霊絶叫2枚目はないと信じてタリム出す」とか考える。
VSクエストローグ
マリガン:動員、酸性沼ウーズ、サロナイト鉱山の奴隷
個人的に苦手なマッチアップ。
マリガンも、序盤からライフを削らないといけないので2マナミニオンを複数キープするべきなのか悩んでます。
適当に殴ってだいたい勝てているんですが、最善手がわからない…。
VS奇数ローグ
マリガン:動員、酸性沼ウーズ、トゥルーシルバーチャンピオン、サロナイト鉱山の奴隷、聖別
・トゥルーシルバーでヘンチクランのゴロツキ、獰猛なヒナを殴る。
・ライフを守る。数ターンに渡って使ってない最後の1枚の手札はだいたいリロイ。リロイ+冷血で10点出されることを意識する。
以上です。
ランク戦でよく見かけるデッキについて書きました。
偶数パラディンは現在多いテンポメイジに強く、苦手と言われるキューブロック、コントロールロックにも勝てるポテンシャルを持っています。
自分は5月の対ウォーロック戦績は11勝6敗でした。
いいタイミングでスペルブレイカーを引いてきたり、平等+報復の怒りがそろったりと運に助けられて勝った対戦が何度もありましたが、決して勝てないマッチアップではありません。
ウォーロックに大きく負け越している方には是非上に書いたマリガン、プレイングを試していただきたいです。
一番のポイントは動員をキープせず、王の祝福を引きにいくことです。
あまり採用されていないと思いますが、ヴードゥー人形は裏目なのであきらめましょう。
勝率が改善されたら感謝のコメントをください。
自分は褒められるのが大好きです。