トルコ旅行日記14

7日目。

ホテルのバイキングで朝食をとってからアヤソフィア博物館に向かった。

アヤソフィア博物館は広場を挟んでスルタンアフメット・ジャーミィの向かいにある。

元はキリスト教の大聖堂として作られた建物で、モスク内にイエス・キリスト聖母マリアの絵が描かれていたりする。

十字架もあったけどイスラム教に支配されて取り外されたらしい。

キリスト教イスラム教が入り混じった部分のある珍しい建物。

大理石の壁面、モザイク画、ステンドグラスなどが非常に美しい。

寺院のはずやけど20世紀前半に初代大統領ムスタファ・ケマルによって博物館化され、観光名所として有名になったらしい。

ムスタファ・ケマルって人は凄く才覚のある人で、次々にトルコの脱イスラム、欧米化を進めた。

寺院だと入場料は取れないけど博物館だと入場料を取れるってメリットもあると思う。

アヤソフィア博物館を出てロカンタ(大衆食堂)に昼ご飯を食べに行った。

ガイドブックで見た中で一番品揃えのよさそうな「BALKAN」って店に行った。

セルフサービスの店で、自分は羊肉の煮込み料理とピラウっていう炒めたご飯。

嫁は鶏肉にチーズを乗せて煮込んだ料理と味付きピラウ。

安かったけどめっちゃおいしかった。

家の近くにあったら頻繁に通うと思う。

店のおじさんがガイドブックに写真が載ってる人やった。

慣れてるみたいで、写真撮っていいか聞くと肩を組んで写ってくれた。

午後はピエール・ロティのチャイハーネに行くことにした。