2日目。
ホテルは「カトパツカ ケーブ ホテル」ってところ。
現地の発音では「カッパトゥカ ケーブ オテル」って感じ。
「ケーブ ホテル」は「洞窟ホテル」って意味。
カッパドキアでは岩をくり抜いて洞窟のようにしたホテルが有名。
自分たちが泊まったところはこじんまりしてるけどすんげーいいデザインやった。
おしゃれな外観。
内装は洞窟風になってて、間接照明で照らしてるのでますます洞窟っぽい。
嫁は
「めっちゃいい!」
と言って喜んでた。
少しだけ休憩してガイドブックを見ながらどこに行くか考えた。
カッパドキアは町のあちこちに観光名所の奇岩がある。
効率的に回るためにバイクを借りることにした。
ホテルの近くのレンタサイクルの店に行った。
車は置いてないけど、四輪のバイク、二輪のバイク、自転車が置いてあった。
2人乗りできる二輪のバイクを借りることにした。
「I have no licence(訳:免許持ってないよ)」
と言ったら、親指を立てて
「No licence OK!(訳:免許なしでもいいよ!)」
と元気良く言われた。
ほんとかよ。
半信半疑ながらも200ccくらいのバイクを借りた。
嫁を後ろに乗せて出発。
トルコは右側通行なので最初は違和感があったけどすぐに慣れた。
岩の巨大要塞ウチヒサル、ラクダ岩って言われるラクダの形した岩、ギョレメ・パノラマっていう段々になった岩が延々と続いてる風景なんかを見て回った。
カッパドキアは町全体に不思議な風景が広がってる。
まるで地面から岩が生えているような感じ。
パシャバー地区のきのこ岩を見終わったあたりで自分の体調が悪化してきた。
朝からなんか調子悪いと思ってたけど、休憩してジュース飲んでるときにすんげー悪寒を感じた。
天気がよくて暑いのに鳥肌が立って治まらない。
額を触ってみると熱もかなり出てた。
この時点で夕方4時くらい。
もう少しあちこち見て回って、ローズバレーってところで夕焼けを見ようと思ってた。
しばらく休憩したけどますますしんどくなってきた。
ローズバレーはあきらめてホテルに帰ることに。
ホテルに向かってる途中も観光名所で写真を撮った。
三姉妹の岩って言われてるきのこの形をした3本の岩があるところで外国人に話しかけて写真を撮ってもらった。
どこから来たのか聞いてみると、ロシアの人やった。
「ウォッカ飲む?」
と聞かれたけど体調悪いしバイクを運転しないといけなかったので断った。
ロシア人はほんとにウォッカを持ち歩いてるみたい。
イメージ通りでちょっと面白かった。
レンタサイクルにバイクを返し、ホテルに帰って夜まで寝た。