インド旅行日記2

電車乗るところから。

まず切符を売るカウンターで行き先を言う。

お金を払うと厚さ3�oくらいのチップを渡される。

それが切符代わり。

自動改札にそのチップをタッチするとゲートが開く。

降りるときはそのチップを自動改札に入れる。

ハイテク。

インドは交通網を発達させるために政府主導で鉄道を開発してる。

なので最新技術が採用されてる。

目的地に着き、地下のホームで写真を撮ろうとしたら係員に止められた。

俺の想像やけど、たぶん最新技術を駆使してる鉄道の地下のホームだったので止められたんやと思う。

なんか地下鉄の駅を見ればその国の軍事技術のレベルがわかるって話を聞いたことがある。

※地下の駅で写真を撮ろうとすると怒られる。

あちこちぶらぶらしてお腹が減ってきたので昼ご飯を食べることにした。

せっかくなので現地の人と同じ物を食べたいと思い、薄暗い食堂に入った。

どのくらい薄暗いかと言うと店の奥が見えないくらい。

嫁はめちゃくちゃびびってた。

店の人に英語で「オススメをください」って言ったら適当にセットを持って来てくれた。

ライスにカレー3種がついてる。

俺の適当な英語が通じてて、ちゃんと嫁の分と俺の分のカレーを違う種類にしてくれてた。

全部で6種類のカレーを楽しめる。

落ち着いて見てみると家族経営の店っぽかった。

男の人3人と、子ども2人がいて店の手伝いをしてた。

観光客が入る店じゃないので全員珍しそうに俺たちの方を見てた。

無言で見てる男の人たちの顔が怖い。

嫁はますますびびってた。

俺がカレーを食べながら知ってるヒンドゥー語で

「ティッカ!アッチャー!ティッカ!(訳:辛い!うまい!辛い!)」

と言うと店の人たちがめっちゃ笑った。

コアラのマーチを出し、料理を持って来てくれた子ども2人に

「This is Japanese's snack(訳:これ日本のお菓子)」

と言って1つずつあげた。

男の人たち3人も興味深そうに見てたので1つずつ。

みんな

「Oh,good!」

と言って食べてくれた。

ここらへんでやっと嫁も落ち着いてきた。

子どもたちに話しかけたりして笑顔が出るように。

デジカメで写真撮ってると

「Take photo with me(一緒に写真撮って)」

と言って嫁が一番怖がってた店の人が話しかけてきた。

インドではデジカメが普及してないのでかなり珍しいらしい。

旅行中何度か「写真撮ってそれを見せて」ってことがあった。

嫁と一緒に記念撮影。

続いて他の店員さんと俺も。

子どもは恥ずかしがってたけど

「Come'on boy!(訳:こっちおいでや!)」

と呼ぶと横に来て笑顔で写真に写ってくれた。

コアラのマーチのお礼に肉団子をサービスしてもらったりして店を出た。

みんな見送ってくれて、元気のなくなってた嫁も笑顔で手を振ってた。

昼食後は途中で野良猿を発見しながらコンノート・プレイスってところに買い物に。

俺はクルターっていう現地の人が着る白い服、嫁はバンジャービードレスっていうこれも現地の人が着る服を買った。

店の外で野良リスを見つけた。

野良猿もびっくりしたけど、野良リスはもっとびっくりした。

ホテルに帰り、次の都市に向かうために寝台列車に乗るために出発した。