嫁との電話

土曜、大会の帰りに嫁に電話した。

大会終わったのが夜の10時すぎくらい。

その後ぼーっとしてて少しだけフリープレーした。

フリープレー終わってから

K−1始まってるやん!」

と思い出した。

すぐに店を出て家に向かった。

平野のガンヘッドから家まで自転車で10分くらい。

途中経過が気になったので嫁に電話した。

「いまK−1どうなってる?」

と聞くと

「シラン」

って返事。

「テレビつけて見てくれよ」

と頼むと

「えー、いま忙しいからなー」

と言う。

後ろから

「ナイスショット!」

って音声が聞こえた。

みんなのゴルフやってやがる…。

重ねて

「早くテレビ見て」

と頼むとやっとK−1を見てくれた。

「しょうがないなー」

とか言ってる。

くそが。

「いま誰対誰?」

と聞くと

「うーん、わからんけど準決勝って書いてる。あ、いま始まった」

と言う。

「名前出てるやろ」

と言うと

「わからんけど外人対外人」

って返事。

それじゃわかんねーよ。

ここからどうでもいい嫁との会話。

長い上に読みにくいので読み飛ばしてください。

「名前聞いてて」

「なんかあーつとしゅるとって言ってる」

「おお、アーツ勝ち進んでるんや!」

「いま片一方が攻めてる」

「どっちが?シュルト?」

「わからん」

「大きいほうがシュルト、よく前蹴りと突き放すパンチ出す」

「うーん、どっちも大きいよ」

「いやいや、シュルトの方がだいぶ背高いやろ」

「わからん」

「とにかく背が高くてカクカク動いてる方がシュルト

「カクカクって何?」

「前蹴りとパンチで相手放して、近づいたら膝蹴りするねん。その動きがカクカクしてる」

「わからん、白い方?」

「いや、どっちも白いやろ」

「あ、そうか」

「(こいつバカなんじゃないか)で、どっち?」

「わかった、テレビの人があーつが攻めてるって言ってる」

「おおっ、アーツ頑張ってるな」

「いましゅるとがぐらっとしてた」

「ほんまに!?めっちゃ期待!」

「あ、顔から血出てる」

「えっ、どっち?」

「たぶんシュルト、目の下切ってる」

「うおっ、まじか!」

「スロー再生で見たらパンチが当たってる」

「アーツ頑張りすぎやろ!もうすぐ家着きそう!テンション上がってきた!」

「あ、違った。ぐらっとしたのはしゅるとやけど血出てるのはあーつやった」

「は?」

どっちがどっちかわからんようになった」

「見たらわかるやろ!いま家着いた!テンション下がってきた!」

「ははは、ごめん」

「うるせー、切るぞ!」

こんな感じ。

電話して聞いてもほとんど意味なかった。

10分くらい話したけど得た情報少なすぎる。

電話代返して欲しい。