ちょっとだけ真面目な話。
今日職場で東北にボランティアに行ってきた人の話を聞いた。
「ボランティアの報告」ってタイトルで、時間は30分。
正直言ってあまり内容には期待してなかった。
タイトルを聞いた時点で、
「こんな風な惨状でした。こんなことしてきました」
って内容やと想像してた。
でも内容はボランティア自体の報告ではなくて、ボランティアに行った先で見たこと、聞いたことの報告やった。
報告してくれた人がうまく話をまとめてた。
「津波災害の跡地に立つと、潮の匂いが残っててテレビで見てるのと違って五感で感じられた」
って話を聞いて、現実感を持って話を聞くことができた。
自分はいままで「画面の中の出来事」としてしか考えられてなかった。
津波に飲み込まれて死を覚悟した人の話。
津波が引いた後に残された死体の話。
被災した人たちの話を伝えてもらうと、本当に胸に迫るものがあった。
短い時間の報告やったけど聞けてよかったと思った。