2011-05-01 影踏み 日常その他 横山秀夫の「影踏み」を読んだ。 連作短編集。 双子の弟が火事で亡くなる。 その弟の人格が自分の中に同居している兄が主人公。 主人公は家族を失った心の闇を抱えながら泥棒として生きている。 様々な出来事が起こり、その都度それを解決するために奔走する。 横山秀夫の小説にはいつも一定のリアリティを感じてたのでSFな内容に少し面食らった。 話はどれも横山秀夫らしくひねりが効いてる。 でも「クライマーズ・ハイ」、「第三の時効」と比べるといまいちやったかなー。